40(略)が応用情報に合格した話・久々に登山した話

次の目標に取り掛かる前に、取りあえず簡単に今年の中間報告をしておこうと思います。
前回の記事で宣言した今年の『自分との約束』である応用情報技術者試験に無事合格することができました。
自分の中では今年最低限達成するべき目標だったため、達成できて良かったです。
また、もう一つの『登山を再開する』という約束も先の連休に守ることができました。


応用情報技術者試験に合格した話

受験したのは令和5年度春期試験なので、もうかなり前の4月の話なのですが
今月中旬、ようやく合格証が届きました。
午前74点、午後85点となぜか午後の方が得点が高かったのが不思議です。

 

基本情報合格で少し気持ちが緩んでいたせいもあり、試験勉強に取り掛かる時期が遅れてしまい、実質1ヶ月くらいしか学習期間をかけられなかったのは大いに反省すべき点でした。
合格できたのは短期間に必死に集中して勉強したのもありましたが、昨年勉強した基本情報での蓄積した知識(基本と応用の試験範囲は重なっており、応用情報は基本情報の内容をより深く問われるような試験になっています)が大きかったように思います。
また、試験勉強中に「ああ、これ仕事でやったなあ…」と思い出すようなことも多々あり、これまでの実務経験が短期間での知識習得に寄与していたと思われます。
さすがにもう自分もIT技術者になって10年以上になるわけで、自分のような雑魚でもそれなりに実務経験を積めば応用情報に受かるくらいの知識は身につくようになるのだな、と勉強しながらしみじみすることもありました。

 

テキストは今回もまずキタミ式にお世話になったのですが、これだけでは知識の深さとしては合格レベルには達していなかったと感じたため、追加で定番テキストである合格教本を読みました。

 

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和05年:書籍案内|技術評論社
https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-13188-3

 

令和05年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本 | 資格試験(IT),応用情報技術者 | Gihyo Direct
https://direct.gihyo.jp/view/item/000000002895?category_page_id=shikaku_it03

 

合格教本はかなり詳しく試験範囲を網羅してくれているのですが、ハードルはやや高く、まずわかりやすく教えてくれるキタミ式から入り、合格教本でより知識を深めるという戦略で勉強を進めました。
その後はひたすら問題集を2冊ほど解きまくっていました。

 

とまあ、こんな感じですが何にしても合格できてよかったです。
もともとド文系のPC音痴の上30歳過ぎてからドサクサに紛れてIT業界入りした自分としては本当にエンジニアに向いているのか、どこの企業でも通じるようなちゃんとしたスキルや知識を持っているのか、一種の不安やコンプレックスを持っていたのですが、さすがに応用情報に合格できるレベルなら大抵の会社で「最低限使えるレベル」くらいにはみなしてもらえるだろう、という安心感(?)を得ました。
また文系ゆえこれまできちんと情報科学の基礎を学んでいなかったため、基礎的・体系的な知識を学ぶいい機会にもなりました。

 

一方で今の年齢、これだけ実務経験を積んでいれば応用情報はまだ「合格して当然」のレベルではあります。
情報処理技術者試験の中でもレベル3の応用情報は平均的なITエンジニアなら20代半ばくらいまでには合格している試験と聞きます。まだまだ修行が足りていません。
次、秋期試験はいよいよレベル4の高度試験に挑戦したいと思います。
高度試験は色々と試験区分があるので、次の試験だけではなく来年以降も様々な試験に挑戦して「一人前のエンジニア」を目指して行こうと思います。

 

◆久々に登山した話

7月15、16日の連休、奥秩父金峰山に登りました。
これまで登山というほどではない、低山歩きはちょくちょく行っていたのですが、テントを担いで標高2500m以上の高山に登ったのは本当に久しぶりでした。
「本格的に登山を再開する」というのも今年の最初に立てた目標の一つでした。

20代の頃は80リットルのザックを背負って北アルプスを何日も縦走…みたいなことを普通にやっていたのですが、40代になった今、ガクつく足を抑えヒイヒイ苦しみながら登ることになり、すっかり体力の低下を痛感する結果に…。
ダイエットや軽い運動もそこそこやっていたのですが、やはり甘かったですね。
辛うじて2599mの金峰山山頂に登頂することは成功したのですが、本格的に登山を再開するには日頃から筋トレして、もっと体重を落とす必要があるようです。

それでも稜線の涼しい風を浴び絶景を眺めながら休憩した瞬間は最高の気分でしたし
登山はやっぱり楽しいということを思い出しました。金峰山自体も素晴らしい山でしたね。
次は目標達成という義務感ではなく、楽しみたいという気持ちで登りたいですね。

 

 

それでは、8月からはまた勉強に集中していきたいと思います。